虫歯は、原因となる菌が糖分に反応して酸を出すことで起こります。そのため当院では、プラークコントロールよりも「糖分摂取の管理」を重視することが虫歯の予防に最も有効だと考えています。いくら理論上はしっかり磨けていても、一定のレベルを超えた糖分の摂取があれば虫歯を防ぐことが難しいためです。
清掃性、咬合習癖、口呼吸(乾燥)、逆流性食道炎(酸食)、酸味の嗜好
プラーク(歯垢)が除去しづらいところが虫歯になります。歯の溝、歯の間、修復物、クラウンの境界部、歯並びの悪い箇所は要注意部位です。
食事や運動しているとき以外にも、普段から上下の歯を接触させてかみしめてしまう癖のある方がいます。このような場合、歯に亀裂が入ってそこに虫歯ができてしまうことも多いです。また、歯が欠けたり被せものが取れたりして、修復治療が必要になる場合もあります。
唾液には歯の再石灰化(エナメル質を元に戻す作用)を促し、虫歯を防ぐ効果があります。口呼吸をするとお口の中が乾燥し、唾液の量が減ってしまうため虫歯ができやすくなります。
虫歯は酸で溶けるという現象なので、酸味のものを過剰に摂取する習慣があったり、逆流性食道炎、胃炎などで胃酸の口腔内への逆流が頻繁にあることも虫歯を起こしやすくします。(酸蝕症)
当院は最新の虫歯学に従い、虫歯治療に取り組んでおります。その内容は以下の通りです。